第038号 スキ間のマーケットを創ろう!!

皆さん、まだまだ経営環境は厳しさを増してますが、そんな中でも、ハンデをプラスに変えて奮闘している企業や団体があります。今回は、高知県馬路村(うまじむら)のお話をしたいと思います。この村は高知市より、車で2時間ほどのところで、人口は、1272人ほどの小さな村です。しかし、この村は、自村のハンデをプラスにしたすばらしい村です。それは、自村の特産品である「ゆず」を中心としたバラエティに富んだ商品化に成功したのです。独特のデザインや「ネーミング」をつくり(専門家に依頼)、通信販売で、年商27億円を達成したのです。単に、ゆずという商品を売るのではなく、馬路村自身を商品としたコンセプトで、デザインやネーミングを実践していったのです。特に、ヒット作は、「ぽん酢醤油:ゆずの村」、ゆずドリンク「ごっくん馬路村」等です。実際のイメージは、ホームページで参考にしてください。
(http://www.yuzu.or.jp/)
単なる商品や売り方では、この厳しい環境では、売れませんが、馬路村という村のオンリーワン性の特徴を活かし、全国発信した、まさに、すき間マーケットをつくりだしたのです。この厳しい環境でも、このように自ら、「すき間」市場をつくりだした例は、一杯あります。
どうか、皆さんも、現在の市場だけの発想ではなく、もっと、もっと、広く、深く、市場を見ていきましょう。
まだまだ、応えられていないニーズやウォンツがきっと、見つかるはずです。
どんどん、すき間を見つけよう。!!!

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