第045号 ネーミングは、消費者を惹きつける
今回は、ネーミングについて、考えて見ましょう。よく、昔から、「名は、体を表す」といわれていますが、これは、生活全般だけのものではなく、経営においても、非常に重要な要素だと思います。たとえば、社名や商品名を変えただけで、爆発的なヒットにつながるケースが多々あります。少し古くなりますが、レナウンの「通勤快足」という紳士靴下は、大ヒットしましたが、もともとは、「フレッシュライフ」という名前で売り出しましたが、ぜんぜん芳しくなかった。そこで、消費者の立場や気持ちになって「靴下は、すぐ、むれる、くさい、通勤は、不快だ。不快な気分になる。などなど」これを解決するという具体的なコンセプトが一気に、消費者の心をつかんだ結果、売り上げは、当初の数十倍を記録したのです。また、社名では、山陽相互銀行は、「トマト銀行」に変えただけで、そのかわいいイメージとトマトのキャラクターがあたり、相当数の預金者を獲得したのは、有名な話です。これは、銀行の堅いイメージや敷居が高いというイメージを解消したのでしょう。さて、ネーミングに関しては、まだまだ、成功例は、数え切れないぐらいありますが、やはり、そこには、共通した要因があるようです。ポイントを挙げてみましょう。
◎ネーミングのポイント
1) 消費者にわかりやすい。
2) インパクトがある
3) ユニークである
4) 企業や商品のコンセプトが明確である。
5) 覚えやすい
等々
以上、再度、自社の商品等のネーミングを考えてみてください。
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