第049号 阪神 優勝に思う

2003年度の明るいニュースと言えば、やはり、阪神タイガースの優勝でしょう。特に、関西では、大変でした。(因みに、私は、大阪出身ですが。)なんと18年ぶりですから、すごいエネルギーの爆発でした。しかし、これは、単に運が良かっただけでは、ないでしょう。そこには、星野監督のしたたかな戦略があったのです。これは、経営の視点でみても、非常に参考になると思います。その成功要因(KFS)とは、何か。
[1]フロント
[2]戦力
[3]意識
この勝つための3つのキーワードをうまく段取り(計画)したことです。
[1]フロントとの連携で、戦力強化の必要性とそのための資金を確保できたこと
[2]戦力として、阪神の弱点である投手、抑え投手(伊良部、下柳、他)、中心になる大砲(金本)等々の補強ができたこと
[3]意識としては、やはり、今までの「負け犬」根性を排除できたこと
その中でも、なんと言っても、選手ひとり一人の勝つという「意識」気持ちを持たせたことでしょう。経営でも、同じです。経営者が、如何に、社員ひとり、一人に、目標達成の喜びを感じさせるかだと思います。どうか、如何に社員をやる気にさせるか、経営者自らがやる気になって、事前段取りしてください。

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