第070号 自然の法則は『先払いシステム』

「蒔かぬ種は生えぬ」こんな諺があります。現在の私たちも、ご先祖様や両親が存在して誕生します。つまり「命の種」が蒔かれ「育てられ」、現在の「個性の花」が咲いているのです。家庭も職場も社会も必ず「原因と結果」の法則が働いています。
日ごろ「縁起が良い・悪い」などと表現することがありますが、要は「自分が物事にどのように関わり、どのような方法で、どのような結果をつくったか」を評価される仕組みが職場・社会の環境だということです。
人生は「運命か選択か」と言われますが、「先払いシステム」のキーワードは、「素質」×「訓練」×「意欲」=「結果」つまり「1日1日の実践」次第であり「結果は後」です。
「種まきと育て方」の実践ポイントは、
目的と目標の設定を明確にする
共通の目的の「理解」と「決意」、「リハーサル」
スタートからゴールまでの「具体策」の企画(イベントを含めて)
「どんなに人がいても実践するのは自分」という遂行責任者としての自覚
実践は心構え次第・・・「今すぐやる」「集中してやる」「誠実に真心を込める」
何でもないような「些細なこと」に注意する
小さな心がけ(サービス意欲)の積み重ねが大きな成果となる
自己の作用(根本原因)に反作用(自然の法則)が起因して結果となる
「為さざれば、受けることなし」・・・お釈迦様の教えです。人生は何事も行動を繰り返すことからしか結果をつくることはできません。今ある与えられたご縁に感謝し、三年先・五年先に焦点を置いて「人材育成」や「商品計画」などに取り組むことが重要です。
何事によらず、種は「経営資源の開発」、育て方の基本が「事前の準備、計画」、育てるのが「実務」、花は「結果」です。
自然の法則は常に先行投資=「先払いシステム」であることを認識し、あなたが求める人生の花を咲かせましょう。

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