第082号 「サービス精神」でマーケティングせよ
皆様、経営は順調でしょうか。やはり、景気全般でいえば、個人消費が伸びないと景気がいいとは実感できませんね。
しかし、今、家計は、年金問題や消費税の増税化等の将来に対する不安がますます増え、なかなか消費にまわりません。逆に、サラリーマン世帯では、貯蓄率が上がってきています。
では、一体我々は、どうすればいいのでしょうか。
ただ、手をこまねいていていいのでしょうか。
そんなことはありません。
困ったときは、原点に戻ることです。
我々の使命は、社会貢献、社会へのお役立ちです。
その具体化は、「もっと市場へ、もっと顧客へ」ということではないでしょうか。
今は、「物余りの時代」と呼ばれていますが、逆に不足しているのは何でしょうか。
それは、もっと市場や顧客の要求や欲求に応えていこうとする「サービス精神」ではないでしょうか。
今、物だけでは、生活シーンは充足できなくなってきているのです。
そのためには、もっと市場や顧客のことを知る必要があります。
そこからまず、サービスは始まるのです。
今までのマーケティングでは、顧客を特定する場合、年齢、年収、地域性を考慮したマーケティングでしたが、これだけではうまくいかなくなってきています。
これに個々の生活シーンにあった「自分だけの商品、サービス」、「自分に合った商品、サービス」を求めているのです。
そんな中、注目されているのが、「時間帯」マーケティングです。
とりわけ、働く女性の朝や夜の生活シーンに焦点を当てた商品やサービスがぞくぞくと登場してきています。
たとえば、夜専用の洗剤、夜専用のアイスクリーム、朝専用の情報サイト、等々いかがでしょうか。
今やショッピングセンターの売り場を見ても、総面積の半分以上は、サービス関連が占めているのです。
どうか皆様も、物だけ思考からサービスも含めたマーケティング思考に頭を切り替えてみてください。
きっと何かしらの手ごたえを感じていただけることでしょう。
実践あるのみ!!
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