第127号 第二回 社会的知性の高いリーダーを目指そう
以前(第122号)、社会的知性とは「他者との個性や価値観の違いを認識した上で、相互に援助し合う力」であり、困難な状況を乗り越えていくための、気力・知力・体力・経験力・実践力・コミュニケーション力など「総合的な人間力」とお伝えしました。
現在のような厳しい経営環境の中で、企業の目的である社会貢献を継続的に果たしていくのは、並大抵のことではありません。このようなときに問われるのが「一人ひとりのリーダーシップ」と「組織の結束力」でしょう。
どのような困難をも打破し、新しい経営システムを構築していく逞しさが求められます。そのためには「可能思考」で前向きにチャレンジし、専門知識や専門技能・物事の理解力を高め、精神力や創造力強化に努力し、「豊かな教養」を蓄積していくことが求められます。
現在、日本創造教育研究所では「ありがとう経営の推進と増益経営キャンペーン」を啓蒙中です。教育ツールとして「コーチング型カレンダー」や『理念と経営』社内勉強会・「経営者の会」勉強会 などを全国的に開催し、企業単位で「13の徳目朝礼」を啓蒙し、「考える力の養成」「人間力の向上」「仕事力の強化」「感謝力の育成」を図り、人材育成と企業の活性化を推進しています。
◆「理念と経営」勉強会・「13の徳目」朝礼参加を通して、自分の意見や考えを発表する習慣が強化されることで、次のような効果が生まれます。
1 前向きな発想と、何事にも物怖じしない豊富なエネルギーと創造力の開発
2 目的意識の強化と、いま何を求められているのか、ピンとくる直観力の養成
3 結果の前に、大切な解決プロセスがあることを理解する傾聴能力の開発
4 自分の判断や意思決定に自信がつき、優先順位を決め、仕事力を強化する
5 周りとの信頼関係が強化され、前向きなチャレンジ精神を強化する
6 自他への信頼感が強くなり、寛容さ・忍耐心・自制心・冷静さが強化される
7 自分の立場と役割・責任を自覚、認識、必要なスキルが向上、強化される
8 自分の言動を戒め、決めたことは最後まで粘り、やり抜く力を強化する
6 高い目標達成意識が育ち、組織的な連帯感が強化され、熱意に満ちてくる
◆「蒔かぬ種は生えぬ」が自然の法則。何事も事前準備と努力次第です。優秀なリーダーの条件は「困難な状況や辛い出来事にも冷静に対処でき、心理的にも前向きで立ち直りが早く、次の行動に自発的に移行する力」とも言えます。
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